【変!?】あまりにもユニークすぎるクラシック音楽
堅苦しく難しいと思いがちなクラシック音楽の世界ですが、実は様々な音楽の中でもずば抜けて可笑しな曲が多いジャンルでもあります。その中でも思わず二度見してしまうような風変わりな曲をまとめてみました。
変!?な音
アルブレヒトベルガーの「口琴とマンドーラのための協奏曲」。始めはいたって普通、むしろ背筋を伸ばしたくなるような古典派音楽ですが、途中から口琴の「ビヨ〜ンビヨ〜ン」というあまりにも予想外の音色にズッコケそうになってしまいます。
弦楽器なのに弓を持たずに演奏
ルロイ・アンダーソン「ブリンク、ブレンク、ブランク」は弦楽器のピチカート(弓を使わず指で弦を弾いて音を出す奏法)のみで演奏され、その他にも弦楽器本体の裏板を手でこすったり、コントラバスを回転させるパフォーマンスのある曲です。曲自体はスーパーマリオのBGMにありそうな雰囲気ですね。
一切の音がない
演奏者が舞台に出てきて、何もせず一切の音も出さずに退場。という世界的にも有名な1曲です。会場のざわめきや雑音などに耳を傾けさせるという意向があったようですが、「音」とは…「無音」とは…「音楽」とは…なんていう深読みまでさせてしまうという意味ではとてもすごい曲だと思います。
タイプライターで演奏する
ルロイ・アンダーソンによる「タイプライター」という楽曲は実際のタイプライターによって演奏されます。「カタカタ」「ピシッ」「チーン!」という音が妙に小気味よく、実際にCMやBGMなどでも頻繁に使用される名曲です。
指揮者が倒れる
マウリシオ・カーゲルによる「フィナーレ」という曲の楽譜には「指揮者:突然の痙攣に見舞われたかのように硬直する」「譜面台を掴み、後ろの床に頭を向けて倒れる」など指示が書かれ、指揮者が演奏中に倒れてしまいます。何も知らずに会場で観ていたら完全に事故だと思ってしまいますね(笑)
ティンパニーに頭を突っ込む
こちらもマウリシオ・カーゲルによる作曲で、「ティンパニとオーケストラのための協奏曲」の中に、最後ティンパニに頭から突っ込むという指示が楽譜に書かれています。この曲も「フィナーレ」同様、何も知らずに観ていたらドキッとしてしまうでしょうね。
演奏者が減っていく
フランツ・ヨーゼフ・ハイドンの「交響曲第45番」は演奏者がひとり、ふたりとどんどん減っていってしまいます。
以上、あまりにもユニークすぎるクラシック音楽をまとめてみました。こんなユニークで懐の深いクラシックの世界に興味がわきましたか?